step.4-8 新しい行動を入れてみる
この Tutorial.4 も終盤に入ってきました。最後に、新しい行動を「次に取るべき行動」に入れるところを練習します。 (!) やるやらない仕分けを行うタスクを扱ってみます。以下手順を行ってください。
1: 今日やるエリアに「やるやらない仕分けをする」という項目を追加する
2: 追加した項目に対し、「(5 個仕分ける)」という追加説明を項目末尾に追加する
3: 5 個が微妙なら、適当に個数を変更する
4: 追加した「やるやらない仕分けをする」を実施する
5: 終わったら終了マークをつける
既に全部やりきっている方は適当に読み流してください
ここで「いちいち項目追加しなくてもいいんじゃない?」と思われたかもしれませんが、極力追加してください。
なぜなら、実施したということが記録として残るからです。 記録は、後のチュートリアルでも行う「レビュー」で使えます。
逆に、記録がないとレビューはしづらいです。
だからといって、日常生活のあらゆる行動をいちいち記録するのはしんどいので、面倒なら端折っても構いません。
いったん「基本的に記録しない」スタンスでも良いでしょう。
今後レビューも取り入れるようになり、記録が無くて不便だと感じたら、自然と記録に傾注するようになります。
さて、話を戻しましょう。
(!) ブレイクダウンを行うタスクを扱ってみます。以下手順を行ってください。
1: 今日やるエリアに「プロジェクトをブレイクダウンする(1件)」という項目を追加する
2: 今日あと何件くらいできそうかを考え、その分だけ項目を増やす
3: 試しに 1 件だけブレイクダウンを行う
4: 終わったら終了マークをつける
5: 残っている項目に目を通し、多すぎるようなら今週やりたいエリアにスキップ、少なすぎるようなら項目を増やす
既に全部やりきっている方は適当に読み流してください
では、もう一つだけ試してみましょうか。
(!) 今日やらないタスクを今日やるエリアに追加してみます。以下手順を行ってください。
1: 今週やりたいエリアから数個ほどタスクを選び、今日やるエリアに追加する
2: その他エリア(今日やるエリアでも今週やりたいエリアでもないエリア)から数個ほどタスクを選び、今日やるエリアに追加する
3: 今日やるエリアを眺めてみて、思うところを微調整する(スキップする・表現がわかりづらいので書き換える・順序を並び替えるなど)
「次に取るべき行動」の箱は生き物です。追加し、終了し、移し替えて、並び替えて、書き換えて――を何度も何度も繰り返していきます。
繰り返しになりますが、
頭の中で処理するのではなく、
「次に取るべき行動」という箱の中に出す&この箱の中を見るようにするのです。
最初は慣れないと思いますが、ぜひ慣れていただきたいです。
慣れてきたら世界が変わります。
「覚えなくてもいいんだ」「ここに書いてある、という安心感ってこんなに快適なんだ」とわかるでしょう。
まとめ: